着付師になる
現役の着付師さんに着付師になろうと思ったきっかけや仕事の醍醐味、これから着付師を目指される方へメッセージをいただきました。
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お客様の喜ぶ顔が励みです
本業の仕事を終えて、何をしようか考えた時に以前取った着付の資格を活かして、これからの人生の楽しみが持てたらいいかなと思って着付師の道へ進みました。
お客様をお迎えして、瞬時にその方の体形に合わせた着付けや補正を判断しなくてはいけないので、苦労することもありますが、着付け終えたお客様に感激していただいたり、喜ばれることが励みになっています。
自分だけの楽しみではない、もう一歩先の楽しみを見出すことができる「着付師」という仕事はすごく良いんじゃないかなと思っています。 -
成人式で出会った着付師さんに憧れて
自装がしたくてハクビに入学し、成人式のお手伝いをした際に先生方の手早い動きと綺麗な着付けを見て「私もこういう風になりたい」と思い、着付師の勉強に移りました。
お祝い事などで「こんなに綺麗に着せていただいて」と言われると嬉しく、やりがいがあります。
ハクビはカリキュラムが整っているので、先生の指導に沿っていけば、着付師にも講師にもなることができます。
定期的にある技術テストの緊張感は、日常では味わえないものがあり、大変なこともありますが、達成感もあって楽しいです。
着付が終わった後、お客様が過ごされる一日を思い描きながらお見送りすることが、何よりの喜びです。 -
幸せオーラと着物の魅力
学生のときに茶道とお琴を習っていたので、自分で着物が着れるようになりたいと思い着付けを習い始めました。
着物を着る機会はおめでたい席が多く、その場でみなさんの幸せなオーラをいただけることが嬉しいですし、素晴らしい着物に出会えることも楽しいです。
着物には伝統技術が盛り込まれていて、洋服にはない色のセンスやコーディネートが素敵で、何代も同じ着物を継いでいけることも魅力だと思っています。
着付師は体力さえあれば何歳まででもできる仕事なので、着物が好きな方ならぜひやってみてほしいと思います。 -
娘の成人式を自宅から送り出したい
2人の娘の成人式に振袖を着せてあげたいと思い着付師を目指しました。
着付師になって、綺麗に着上がった時に不思議と皆さん笑顔になって下さることが嬉しいです。
着物を着るといつもより洗練された気持ちになったり、少し違った目線で自分自身を見つめ直すことができるのが着物の良さだと思います。
先生方が丁寧に教えてくれ、自分に合った着方を習得できるので、まず自分が着物を着てみてどこが難しいとか体得してから着付師を目指していただといいかなと思います。